ちんまん書籍2題

メールにていただいたちんまん関連書籍情報をふたつほど。

『出でよ、神様! ゴシンタイ・ポストカード』 石本馨(写真・文) 光人社

http://www.kojinsha.co.jp/new/index.html#04
 日本各地の性神・陰陽信仰物をポストカードにまとめた本。作者の石本さんは、当学会トップページからリンクを張っていたサイト『性は聖なり、然るに生なり』を主宰していた方で(あ、もうこのサイトは閉鎖されたようです。リンク直さないと)、この本のことは直々ににメールでお教えいただきました。ありがとうございます(そして半月以上ほったらかしてごめんなさい)。
 性神たちの写真はそれだけで貴重ですが、それをポストカードにしたところが千両。ぜひ2冊買って、1冊は友人知人に送りつけたいところです。版元が懐古系ミリタリー雑誌『丸』の光人社というのも滋味深し。

『1000レアモノ大図鑑』 カルロス・ムスティエネス(著) タッシェン・ジャパン

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887830505/250-4828677-9017845
人類キバヤシ研究所様からのご報告。以下、いただいたメールのコメント。

一言で言うと「VOWの虹色商品コーナーが延々と1000ページに渡って続いている本」です。
国内外の変な商品を集めたカタログで、特筆すべきはちんまんグッズの占める割合の高さ。
もちろんこの手の本の定番、大人のおもちゃ紹介も多いのですが、カンガルーの睾丸で作ったサイフや、アフリカで性教育に使われている女性器モデル、割礼したペニスを包茎に戻す為の医療器具なども掲載されています。
ちなみに、自分は古本屋で未開封(メーカーからの処分品。3冊程入荷されていました)を1260円で購入しました。

ペニスを包茎に戻す器具というとこういうやつでしょうか。同書には紹介された商品の入手法もちゃんと書かれているそうなので(海外通販になるんだろうけど)、興味深いです。

谷川俊太郎の詩「なんでもおまんこ」

 現代詩の重鎮と言える立場にありながら、今なおアグレッシブさを失わない詩人・谷川俊太郎。その近刊『夜のミッキーマウス』に「なんでもおまんこ」と題する詩が収録されている。以下、引用してみよう。

「なんでもおまんこ」

なんでもおまんこなんだよ
あっちに見えてるうぶ毛の生えた丘だってそうだよ
やれたらやりてえんだよ
おれ空に背がとどくほどでっかくなれねえかな
すっぱだかの巨人だよ
でもそうなったら空とやっちゃうかもしれねえな
空だって色っぽいよお
晴れてたって曇ってたってぞくぞくするぜ
空なんか抱いたらおれすぐいっちゃうよ
どうにかしてくれよ
そこに咲いてるその花とだってやりてえよ
形があれに似てるなんてそんなせこい話じゃねえよ
花ん中へ入っていきたくってしょうがねえよ
あれだけ入れるんじゃねえよお
ちっこくなってからだごとぐりぐり入っていくんだよお
どこ行くと思う?
わかるはずねえだろそんなこと
蜂がうらやましいよお
ああたまんねえ
風が吹いてくるよお
風とはもうやってるも同然だよ
頼みもしないのにさわってくるんだ
そよそよそよそようまいんだよさわりかたが
女なんかめじゃねえよお
ああもう毛が立っちゃう
どうしてくれるんだよお
おれのからだ
おれの気持ち
溶けてなくなっちゃいそうだよ
おれ地面掘るよ
土の匂いだよ
水もじゅくじゅく湧いてくるよ
おれに土かけてくれよお
草も葉っぱも虫もいっしょくたによお
でもこれじゃまるで死んだみたいだなあ
笑っちゃうよ
おれ死にてえのかなあ

森羅万象と交わることを夢想する男のまっすぐなリビドー。世界に向けて開かれたその感受性は、あたかも全身が鋭敏な生殖器になったかのようだ。これは(他の谷川作品がそうであるように)音読してみるとさらに滋味深い。じっさい、全国書店ネットワーク e-honのインタビュー記事では谷川本人が朗読してみせている。

当学会としては、このすばらしい詩が小学校の国語教科書に採用されることを切望するものである。

かなりコワいポリゴン美少女風ラブピロー


ここアダルトグッズ通販サイトは品揃えがかなりクルってて面白いので定期的にウォッチしてるんですが(特におすすめはオナホールのコーナー。ほとんどクローネンバーグ映画の世界)、最近こんな商品を見つけました。

ラブピロー芽生&沙也香

要するに、3Dポリゴン美少女のテクスチャーをビニールダッチに貼りつけたものなんですが、たったそれだけのことなのにこの禍々しさはなんだ。

おしぼりでちんこを折ってみよう

匿名希望の方よりメールにて教えていただいたサイト。

おしぼりちんこの正しい作り方 (「Mr.Jのタワゴト」

すでに当サイトではちんこ折り紙を紹介ずみですが、このおしぼりによるちんこはカリなどの立体感がなかなかリアル。同サイトにはまんこの折り方も指南されており、スナック芸としてぜひ習得しておきたいところであります。

blogなぞをはじめてみる。

えー、日本ちんこまんこ学会の藤井でございます。
このたび、小ネタおよび生ネタの収集を目的として、blogなんぞをはじめてみました。
blogといってもそんなに頻繁に更新できるかわかりませんが、とりあえず試験運用ということで。どうぞよろしくお願いいたします。